巨大天下一メタル武道会参戦記 2

16:15頃 やっと入場開始。100番までは10番単位で呼ばれ、その後は20番単位で入場。一旦外をまわって入場になるがこの時、外は雨だったことを知る。AとBは外で待機だったから大変だったろうにと思いながら進むとチケットのもぎり場所。
注意事項として、ペットボトルの持ち込み禁止とある。これを見て、次男は飲みかけのコーラを飲み干したが、特に荷物のチェックは無かった。
入ると赤いピラミッドが見えた。やっぱりあのグッズだ。急いで場所を見極めようと見渡すと、柵前はまだ1列で隙間もある。
前方B側ではなく、D側通路の柵前ゲット。前の柵からも7~8人程度の位置なので、ここからなら圧縮はあってもステージが見えなくなることは無い。
しかし超だけがステージ前。出島も無いということはCDEの後ろは多分何も見えないのではないだろうか。

30分以上は待っていたと思う。
4~5人後ろには60歳はゆうに超えてるおばさんも居る、大丈夫かな。
柵の通路を挟んだ反対側にはTVカメラが鎮座し、このライブが映像になる事を確信。あのカメラこっち向くと自分が大アップになってしまうのでちょっと注意していたが、ステージ撮影用の固定カメラのようでライブ中にこちらを向くことは無かった。そのカメラの後ろは巨大な柱。あの後ろの人見えねーだろーなーと思っていると骨さん3人があおりにきた。骨さんとタッチしながら、3人がこの通路を通ればいいのにと願う。(高くなってないのでそれが無い事は明白だけれど、何となく思ってしまう)
その間に、終わったら片付け手伝ってと一言加えてBM札を周囲に配る。
次男が怪訝そうな表情で「何やってるの?!」って。
そりゃそうだ、いつも真面目な父親が変なヘルメット被ってお札ばらまいているんだから。
BGMはドラフォが多い気が…。

そしてBGMが小さくなり、歓声が大きくなるといよいよライブが始まった。
紙芝居が流れ、BMDのイントロが流れると軽く圧縮が始まった。
そして花火の爆発と共に△膜が落ちると中から3人が。それとともに超圧縮が始まった。
メトロックで経験済みなので構えてはいたものの、やっぱりシンドイ。
鉄柵に押しつけられ、肋骨が折れそうになるが、何とか手を間に挟むことができて難を逃れる(後日、骨折はしていないが、軟骨の損傷で全治三週間と診断された)。鉄柵にクッション付けといてくれ~。いつの間にか前隣に割り込みされた…。

BMDが終わるころ、先ほど後ろにいた高齢のおばさんが早々に救いを求めて柵越しにスタッフに救出されていった。顔が青ざめていたから多分死ぬかと思ったんじゃなかろうか、無事で何より。
その後も続々救出を願い出る人多数。中には千鳥足状態にふらふらしながら助けを求めている女子や、通路床に仰向けに寝かされている人もいる。
次男の方を見ると背が高いせいかそれほど厳しい表情はしていない。ちゃんと拳を振っている。(事前に地蔵にだけはならないでと言ってあったからか)

ギミチョコ、何と言ってもMOAMETALの「みんな~、会いたかったよ~」の一言が、胸に矢が刺さったのごとく電撃が走った。ここの所、異国語のコールばかり聞いていたせいで、全く心の準備ができていなかったせいなのと、MOAMETALの声が物凄い勢いで飛んできたからだろう。
次のYUIMETALのコールは少し構えて聞けたものの、MOAMETALと同じく声は自分の体に突き刺さってきて泣きそうに…。

神バンドはバックステージ、3人はフロントステージとはっきり分かれている。ステージ小さいんとちゃう?スクリーンを見るとステージが三角形。このステージの作り方や配置は正直あまり良いとは思えないなあ。

セトリはどんどん激しくなるような印象。
SU-METALの歌声はこの位置だと可愛く聞こえる音質。YUIMOAも同じ。少しの場所違いで音質がまるで変わる事はメトロックで経験済みなので、特に気にならないが、海外ツアーが始まってからのSU-METALは安定している気がするし、ビブラートも増えている。

BOHさんソロでチョッパー入れた。この方が迫力あって好き。

この場所なら大丈夫と、度付きゴーグルをずらして普通のメガネを掛けている時、ハンドカメラが寄ってきて明らかに自分を抜いている撮り方しているのが判る(ベビメタヘルメットに赤い照明を付けていたからかな)。ライブビューイングに流れているのか?

サークルとかできているかと後ろを振り返ろうとするが、体は全く動かないので首だけで確認。でも全く見えない。

おねだりのどこでBM札撒こうか考えていたが、海外では「One for the money」の所だったよなぁと思いながらも、これから撒くぞの意味を込めて頭の上にお札を振りかざして後ろに合図。マネマネー後の「Pohー!」に合わせて投げ上げた。

あわあわも完成されていたし、新曲はどこかで聴いたことがあるものの思い出せない。自分でも判るほどメタルでは無い。やや心配。でも多分聞き込めばまた良い曲に思えるのだろうな。

IDZで「かかってこいや~!」入れてた。そうかRORからこっちに移動したのか。多分SU-METAL判断だろうな。
しかし、ここまでファイアボールの熱が僅かだか伝わってくる。近くだとかなり熱いんじゃない?

メトロックでの借りを返そうと記憶にとどめようとするも、そういうモードに切り替われない。多分消化できてないのだろう。頭の中が空っぽのまま目と耳の情報が入っていく感じ。何か現実世界を見ているように思えない。

ヘドバンで大の字ジャンプ、封印したのではない事がわかり、何か安心。
RORのシンガロングでは大声でハモりを入れてみた。
なかなかいい感じかな(自画自賛)。

最後階段を上って消えていく三人のバックで流れて始めた曲も聞いたことが無く、もう1曲新曲!?と色めきだったが違った。この曲はメタルでは無い。耳に残る綺麗なメロディー、SU-METALのスキャット、いいな。

SeeYouは無く、日本ツアーが告知された。12月12日は女房の誕生日だから行けないなー、名古屋は大変になるだろうなーなどと考えている間にライブは幕を閉じた。
後からわかった事だがZEPPダイバーシティも1日は次男の誕生日と重なってた。
ん~、巡り合わせ悪いなぁ。

 

暫くボーっとしていたが、気を引き締め現実に戻った。ゴミ袋を取り出し、お札を回収しようと見渡すと、1枚も無くなっていた。
ちょっとビックリ。声かけが効いたかな。

観戦後、次男の感想を聞くと一言「疲れた」でもそれに続いて「よく続けて踊れるな~」とも。まんざらでも無い感じ。
会話から多分モノノフと考えられる人が「ももクロだとこんな事できない」と話しているのが聞こえた。

後半からは念のため眼鏡をやめて付けていた度付きゴーグルを外すと、汗がかなりの量溜まっていた。

ホールから入ってきたのと同じ順路でホール1へ。一度外に出ると空気が美味しく体を冷やしてくれ、生きてる実感が得られた。
ホール1でまたもや外に出るための混雑。ふーっ、さすがに疲労が。腰痛え。

ようやく2階に登ると後ろの景色もまた壮観な人人人。
メインエントランスを出たところでバイトに向かう次男と別れ、NEZU号に向かうとほとんどの仲間は到着済。
荷物を受け取りオフ会会場へと向かった。