BABYMETALにたどり着くまでの5~6年のさまよえる音楽遍歴

さくら学院が誕生する前後、この5~6年間くらい前から現在のBABYMETALにはまるまで、自分がどんな音楽を聴いていたのか想い出してみた。

昔、自分が企業の社長にでもなったら、CMの曲を作ってもらおうと考えていたミュージシャンがいる。

故・加藤和彦

彼が自死したのが2009年。凄いショックだったし、未だ全部の曲を聴いていないことに悔恨の念に駆られ、買いあさった。(未だ揃ってないのだけどね…)

彼についてはいずれもっと詳しく書いてみたいと思っている。
https://www.youtube.com/watch?v=Yho8EutlqM8

その頃良く聴いていたのは東京事変椎名林檎はもちろんだけど、とにかく天才の集まりだなぁと思いながら聴いていた。ライブは行きたかったけれど、絶対にチケット取れないバンドと言われていたので、挑戦もしなかった。この頃、ライブから遠ざかりすぎていて、とても億劫だったのもある。
https://www.youtube.com/watch?v=lcz89e42XEM
(元祖旗使い)

Superflyも歌声の迫力に惚れ、1stを買った。発売直後で手に入らず、プレミア価格が上乗せされたヤフオクで落札したが、後悔はしなかった。結構満足して聴いていたな。
https://www.youtube.com/watch?v=Vn0fGgU5k4I

実は同時期にAKB48のPVデロも2枚買っている。
「逃がした魚たち」と「AKBがいっぱい」っていう初期のPVコレクションDVD。
頑張って下積みを経験し這い上がった感と、BABYMETAL同様に「成長過程」の面白さに反応したんだけどね。
PVが見たかっただけなので、初回限定版じゃ無い方を買った。
http://www.dailymotion.com/video/x1vzwzi

もちろん「はまる」までじゃなく、この位は知っててもおかしくないでしょうといったレベル(でも15人位メンバーの名前は覚えてたナ)。ライブに行きたいとは思わなかったし、前田敦子の卒業あたりから急速に興味もなくなった。
でもヘビーローテーションのアレンジがロックっぽくて結構好きだった。人前では凝視できないあのPVも「これ、いいのか?」と思いながら喜んで観てた。
https://www.youtube.com/watch?v=lkHlnWFnA0c

その後、ネット漁りでPerfumeがカバーした「ジェニーはご機嫌ななめ」を見たとき、あれ?オリジナルよりもいいかも~の深漁り。「take me take me」という曲のパフォーマンスで釘付けに(MIKIKO先生ドSすぎ & これを間違えずに踊れる三人はもっとすごい)。
http://youtu.be/IBsdjIzhpQ4

これはただのアイドルとはチト違うな~っと、チーム全体のアーティスト性に気付き、娘も興味を持っていたので、娘に代わって(と言い訳して)PTAに入り、ライブに2回程行った。ファンクラブに入るなんて、高校生の時の太田裕美さん以来35年ぶり。楽曲の面白さもあるけれど、ライブではエンターテイメント性、チームPerfumeの芸術性が存分に楽しめた。これはBABYMETALとはかなり異なるライブの参加意義。
MCもやたら長いし…。

この時、久々参加したライブに「やっぱり生はいいなぁ」って体が想い出した気がする。(スタレビはずっと変わらないので、別ね)
https://www.youtube.com/watch?v=s7jj4F0QlJE

きゃりーぱみゅぱみゅの最初のデロも買ってみた。これもやっぱりネットで見てて面白いと思ったし、Perfume同様芸術性に惹かれてのこと。
未だにファッションモンスターのPVは秀逸だなあと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=GivkxpAVVC4

ほぼそれらと前後した時期に買ってるCDとして、夏川りみさん、KIROROLiaさん、岡崎律子さんがいる。
これらは、何か癒やしを求めていたのだと思う。

基本的にヘタなボーカル(味気ないのもダメかな)は受け付けない。夏川りみさん、KIROROは聴いていてそのうまさが気持ち良く、美しいメロディーにひかれて買ったデロ。どちらかと言えばスタンダードの意味合いが強い。
https://www.youtube.com/watch?v=t5rM2d62trA

ちなみに夏川りみさんはどうしても「涙そうそう」を代表として沖縄のイメージが強いのだが、それ以外の曲を聴くとこの人以上に上手い、聴かせる歌手は居ないのじゃないかと思う。違う意味ですぅさんも凄いけど。
https://www.youtube.com/watch?v=w8guDK6QO3w

Liaさんや岡崎律子さんを知っているのはアニソンに詳しい人。ネットを漁っている時に偶然見つけたのだけど、Liaさんも夏川りみさん同様にメチャクチャ歌の上手な女性ボーカリスト。ライブの画像を見て最初口パクかと思った。ただ全盛期は過ぎていて、出会うのがチョット遅かったね。でもライブはかろうじて単独ではないけれど観ることができた。今も子育てしながら細々とだけどゲームソフトの歌をレコーディングしているみたい。
http://nicotter.net/watch/sm13594556

岡崎律子さんをネットで発見した時には不思議な感じだった。この人以上に癒やされる声を未だ知らないし、とにかく優しく撫でてくれるような声と自作の楽曲の数々。しかし彼女は私と同じ年生まれながらも45歳の若さで他界していた。自分の死期は知っていたらしいが、他言せず最後まで曲を作っていたと聞き、その時の彼女の感情はいかなるものだったのか、彼女の曲らしく穏やかなままその日を迎えたのか、考えさせられた。彼女の曲がもう増えることがないことを考えると本当にもったいない。
https://www.youtube.com/watch?v=Vh9rfYL0bd4

洋楽ではでは唯一ヘイリー・ウェステンラさんのCDだけ買ってる。(本当にこれだけ…)
関ジャニ8のカラオケ対決で、May Jと持ち歌で対戦し、負けていた。でも圧倒的に心に響いたのはヘイリー。もともとMay Jの歌い方(特に語尾につける「かっ!」が許せない)が嫌いなせいもあるけれど、やはり癒やし系で、曲の表現力は桁違いに思えた。彼女はケルティック・ウーマンとしても活躍しているけれど、ニュージーランドの人。日本語の歌もカバーしているけれど、ケルティック/ノルディック系の歌の方があっていると思う。とにかくバックに景色が見えてくる。
https://www.youtube.com/watch?v=c-LuchVEuvE

ってここまで読むと気付くだろうけど、結局特徴を持った女性ボーカル好きって事なんだよね。
だからBABYMETALは、はまるべくしてはまったと思ってる。
ももクロは見てみたけど、歌がお粗末すぎてとても受け付けませんでした。

BABYMETALは、海外で評判というのを聞いてネットで見てみようかと思っていた。しかし漁るのを忘れており、その後暫くして再び、ガガのサポートアクトを行ったという結果を聞いて、あ、見るの忘れてたと気づき、漁ったのが去年の11月。マリア像にナンダコレだった。
その頃のFacebookにヘビロテしている曲としてギミチョコを紹介している。

そして12月のNHKの特集をものすごく心待ちにしていた覚えがあり、その先はおきまりのコース。

あれ?このあたりどこかで書いたな。

BABYMETALの入口がアイドルなのかメタルなのか話題になるけれど、自分はどちらでもない気がする。間違いなく言えるのは、少なくともメタルではないって事だな。

スターダスト★レビュー

昨日は、中野サンプラザスターダストレビューのライブに参加した。

ベビメタと違って、「参戦」という言葉は似合わない。
ライブを一緒に作り上げるところは似ているのだが、こちらは「参加」

スタレビはまだデビュー前、「アレレのレ」と名乗っている時に自分の大学の学祭で演奏したのを見ているのだが、その時は当然名も無きちょっと上手いバンドという程度でしか見ていなかった。しかしその頃から、面白いバンド(もしかしてコミックバンド?)だなぁという印象は残っている。

自分が25~26歳の頃だろうか、メロディーの判りやすさとハーモニーに引かれ、本格的にはまった。そして当時のスキー仲間だつた3人に広めていった。
スキーは自分の車で行く事が多かったため、行き帰りで必ずかけるようにして広めたわけだ。
当然その3人もハマり、そのまた友達に広めたようだから、結構ファン獲得に貢献したかな。
当然のように4人一緒に(そのうちの一人が結婚する相手を連れてきて、5人の時もあったが)ライブへ参加するようになった。当時からライブの面白さは評価が高く、初めてライブを見るならスタレビがいい、なんて評論が多かった事を覚えている。

自分は33歳で結婚するのだが、その時の披露宴は赤坂のライブハウスを借り切って音楽仲間の生演奏をメインにした。その時、自分がメインボーカルを務めた四曲は全てスタレビである。

しかし、40代になると仕事も子育ても大変になり、他のライブも含め行けなくなってしまった。

スタレビも疎遠になってしまっていたが、ある時小田和正の「クリスマスの約束」で要ちゃんがゲストで出てきた。
涙が出そうになった。
というのも、学生時代にコピーしていて、ライブも解散するまで散々通ったバンドがオフコースであり、つまり、自分の中で順位を付けられない二つのバンドの中心メンバーがデュエットしているのだ。

小田和正は大スターである。一方でスタレビはヒット曲も無いため知っている人さえ少ない。しかし、小田さんの企画に対して要ちゃんは意見し、中心メンバーとして小田さんのやりたい事をプロとしてサポートしているし、小田さんが頼りにしているのも伝わってきた。
感慨無量の瞬間だった。

飽きる事なく、陰ながらでもスタレビをサポートしていこうと思った瞬間である。(小田さんについては、追いかけてはいない。好きなのはバンドとしてのオフコースだから)

それでもライブには行けなかった。いつの間にかスキー仲間も散り散りになり、一人は結婚後盛岡へ、あとの2人は消息不明になってしまったのもある。スタレビも要ちゃんの次に曲を多く作っていたキーボード三谷泰弘が脱退して、曲想が少し単調になってしまったのもある。
この辺りは鈴木康博の抜けたオフコースにも通ずる所がある。(やすひろつながり?)


しかし、それでも30周年ツアー最終日はさすがに行かなくてはという気持ちになり、一緒に行ける仲間を探した所、学生時代に一緒にバンドを組んだ先輩が行ってくれる事になった。

さいたまスーパーアリーナ
こんな所埋まるのか?スカスカだったらさすがに惨めだぞ。

心配は稀有だった。
そう、彼らには熱心なファンが全国にいて、そのファンが集まったのだ。
忘れていた。スタレビは毎年の様に全国をライブで旅している事を。
自虐的に、全国の全てのファンが集まったから、ここ以外にはスタレビファンは残っていないとスピーチしていたが、本当にそうかも知れないと思ってしまう所が少しさみしい。

それから2年が経った去年、消息不明だったかつてのスキー仲間2人の所在が相次いで判明し、久々に会うことになった。
お互いおっさんおばさんになったなぁという会話の中で、やはりスタレビの話題が出てきて、今度久々に観にいこうと盛り上がり、実現したのが昨日のライブなのだ。

楽しかった。
知らない曲もあったけれど、そこはスタレビ。知らなくても次の展開を裏切らないメロディー(この辺がヒットにつながらない理由だよなぁ)

トークも相変わらず長くも楽しいが、ちょっと自虐ネタ多過ぎ。過去に出した36枚のアルバムの売上を合計してもAKB1枚分に満たないとか…

途中でメンバー紹介と称して、要ちゃん以外がトークする所では、この時間を利用してトイレとか、友達への連絡とかしちゃって下さいとのフリに、またまた~と思っていたら、本当に多くの人がトイレに行くので、年齢層の高さを実感。平均は50代だろう。
男女の比率だとオバハン六割といった所か。

相変わらずのゴスペラーズ以上とも思えるアカペラも健在。
後半はロック色の濃いナンバーがあるかと思いきや、楽曲をコミック化させるなど観客を飽きさせない所はさすが。

「あとで拍手に関係なく勝手に出てくるよ」と袖に引っ込んだアンコール前にすでに3時間、やはり長くなるな^_^;

アンコールはライブ開始前に選択投票して得票数の高い三曲。
意外な曲が上位になるも、コアなファンだからこそ選ぶ三曲。
今日もトワイライトアヴェニュー聴けてよかった。

アンコールが終わって、鳴り止まない拍手に感動した要ちゃんが、一番前の席の観客に腕時計を見せてもらってから「もう一曲歌っていい?」
銀座ネオンパラダイスを替え歌バージョンで演奏して3時間40分のライブは楽しく終了した。

30周年ライブの時は6時間だったから、それよりは全然短い。
しかし、やっぱり要ちゃんモンスターだなあ。

いつまでできるのかわからない、毎回は無理でも応援は続けよう。
来年は35周年だ。

巨大天下一メタル武道会参戦記 2

16:15頃 やっと入場開始。100番までは10番単位で呼ばれ、その後は20番単位で入場。一旦外をまわって入場になるがこの時、外は雨だったことを知る。AとBは外で待機だったから大変だったろうにと思いながら進むとチケットのもぎり場所。
注意事項として、ペットボトルの持ち込み禁止とある。これを見て、次男は飲みかけのコーラを飲み干したが、特に荷物のチェックは無かった。
入ると赤いピラミッドが見えた。やっぱりあのグッズだ。急いで場所を見極めようと見渡すと、柵前はまだ1列で隙間もある。
前方B側ではなく、D側通路の柵前ゲット。前の柵からも7~8人程度の位置なので、ここからなら圧縮はあってもステージが見えなくなることは無い。
しかし超だけがステージ前。出島も無いということはCDEの後ろは多分何も見えないのではないだろうか。

30分以上は待っていたと思う。
4~5人後ろには60歳はゆうに超えてるおばさんも居る、大丈夫かな。
柵の通路を挟んだ反対側にはTVカメラが鎮座し、このライブが映像になる事を確信。あのカメラこっち向くと自分が大アップになってしまうのでちょっと注意していたが、ステージ撮影用の固定カメラのようでライブ中にこちらを向くことは無かった。そのカメラの後ろは巨大な柱。あの後ろの人見えねーだろーなーと思っていると骨さん3人があおりにきた。骨さんとタッチしながら、3人がこの通路を通ればいいのにと願う。(高くなってないのでそれが無い事は明白だけれど、何となく思ってしまう)
その間に、終わったら片付け手伝ってと一言加えてBM札を周囲に配る。
次男が怪訝そうな表情で「何やってるの?!」って。
そりゃそうだ、いつも真面目な父親が変なヘルメット被ってお札ばらまいているんだから。
BGMはドラフォが多い気が…。

そしてBGMが小さくなり、歓声が大きくなるといよいよライブが始まった。
紙芝居が流れ、BMDのイントロが流れると軽く圧縮が始まった。
そして花火の爆発と共に△膜が落ちると中から3人が。それとともに超圧縮が始まった。
メトロックで経験済みなので構えてはいたものの、やっぱりシンドイ。
鉄柵に押しつけられ、肋骨が折れそうになるが、何とか手を間に挟むことができて難を逃れる(後日、骨折はしていないが、軟骨の損傷で全治三週間と診断された)。鉄柵にクッション付けといてくれ~。いつの間にか前隣に割り込みされた…。

BMDが終わるころ、先ほど後ろにいた高齢のおばさんが早々に救いを求めて柵越しにスタッフに救出されていった。顔が青ざめていたから多分死ぬかと思ったんじゃなかろうか、無事で何より。
その後も続々救出を願い出る人多数。中には千鳥足状態にふらふらしながら助けを求めている女子や、通路床に仰向けに寝かされている人もいる。
次男の方を見ると背が高いせいかそれほど厳しい表情はしていない。ちゃんと拳を振っている。(事前に地蔵にだけはならないでと言ってあったからか)

ギミチョコ、何と言ってもMOAMETALの「みんな~、会いたかったよ~」の一言が、胸に矢が刺さったのごとく電撃が走った。ここの所、異国語のコールばかり聞いていたせいで、全く心の準備ができていなかったせいなのと、MOAMETALの声が物凄い勢いで飛んできたからだろう。
次のYUIMETALのコールは少し構えて聞けたものの、MOAMETALと同じく声は自分の体に突き刺さってきて泣きそうに…。

神バンドはバックステージ、3人はフロントステージとはっきり分かれている。ステージ小さいんとちゃう?スクリーンを見るとステージが三角形。このステージの作り方や配置は正直あまり良いとは思えないなあ。

セトリはどんどん激しくなるような印象。
SU-METALの歌声はこの位置だと可愛く聞こえる音質。YUIMOAも同じ。少しの場所違いで音質がまるで変わる事はメトロックで経験済みなので、特に気にならないが、海外ツアーが始まってからのSU-METALは安定している気がするし、ビブラートも増えている。

BOHさんソロでチョッパー入れた。この方が迫力あって好き。

この場所なら大丈夫と、度付きゴーグルをずらして普通のメガネを掛けている時、ハンドカメラが寄ってきて明らかに自分を抜いている撮り方しているのが判る(ベビメタヘルメットに赤い照明を付けていたからかな)。ライブビューイングに流れているのか?

サークルとかできているかと後ろを振り返ろうとするが、体は全く動かないので首だけで確認。でも全く見えない。

おねだりのどこでBM札撒こうか考えていたが、海外では「One for the money」の所だったよなぁと思いながらも、これから撒くぞの意味を込めて頭の上にお札を振りかざして後ろに合図。マネマネー後の「Pohー!」に合わせて投げ上げた。

あわあわも完成されていたし、新曲はどこかで聴いたことがあるものの思い出せない。自分でも判るほどメタルでは無い。やや心配。でも多分聞き込めばまた良い曲に思えるのだろうな。

IDZで「かかってこいや~!」入れてた。そうかRORからこっちに移動したのか。多分SU-METAL判断だろうな。
しかし、ここまでファイアボールの熱が僅かだか伝わってくる。近くだとかなり熱いんじゃない?

メトロックでの借りを返そうと記憶にとどめようとするも、そういうモードに切り替われない。多分消化できてないのだろう。頭の中が空っぽのまま目と耳の情報が入っていく感じ。何か現実世界を見ているように思えない。

ヘドバンで大の字ジャンプ、封印したのではない事がわかり、何か安心。
RORのシンガロングでは大声でハモりを入れてみた。
なかなかいい感じかな(自画自賛)。

最後階段を上って消えていく三人のバックで流れて始めた曲も聞いたことが無く、もう1曲新曲!?と色めきだったが違った。この曲はメタルでは無い。耳に残る綺麗なメロディー、SU-METALのスキャット、いいな。

SeeYouは無く、日本ツアーが告知された。12月12日は女房の誕生日だから行けないなー、名古屋は大変になるだろうなーなどと考えている間にライブは幕を閉じた。
後からわかった事だがZEPPダイバーシティも1日は次男の誕生日と重なってた。
ん~、巡り合わせ悪いなぁ。

 

暫くボーっとしていたが、気を引き締め現実に戻った。ゴミ袋を取り出し、お札を回収しようと見渡すと、1枚も無くなっていた。
ちょっとビックリ。声かけが効いたかな。

観戦後、次男の感想を聞くと一言「疲れた」でもそれに続いて「よく続けて踊れるな~」とも。まんざらでも無い感じ。
会話から多分モノノフと考えられる人が「ももクロだとこんな事できない」と話しているのが聞こえた。

後半からは念のため眼鏡をやめて付けていた度付きゴーグルを外すと、汗がかなりの量溜まっていた。

ホールから入ってきたのと同じ順路でホール1へ。一度外に出ると空気が美味しく体を冷やしてくれ、生きてる実感が得られた。
ホール1でまたもや外に出るための混雑。ふーっ、さすがに疲労が。腰痛え。

ようやく2階に登ると後ろの景色もまた壮観な人人人。
メインエントランスを出たところでバイトに向かう次男と別れ、NEZU号に向かうとほとんどの仲間は到着済。
荷物を受け取りオフ会会場へと向かった。

 

巨大天下一メタル武道会 参戦記 1

2時間前に寝たばかりにもかかわらず、目覚ましで飛び起きた。
そう、今日は本当に楽しみだったベビメタワンマンライブ。

まだ就寝中の家族を横目にそそくさと5:10頃出発した。
若干涼しかったのでエイリアンTeeの上に白シャツを羽織る。実はまだ何となくベビメタTeeを堂々と着るのに慣れていないせいもある、近所ではね。

朝飯代わりのパンとライブで持ち込む経口補水液をコンビニで仕入れ、メッセに電車だけで一番早く到達できる5:33発の電車を待つ間に朝食終了。

東西線が定刻に滑り込んできた。これに乗り込み、海浜幕張へ向かう、いよいよだな。

東西線ではベビメタTeeは見なかったが、西船橋から南船橋に向かう武蔵野線のホームではチラホラ。
西船橋から南船橋は一駅なのに随分乗車時間が長いな等と思っている内に南船橋に到着し、京葉線に乗り換える。
京葉線の中ではベビメタTee率増加、みんな物販狙いか~。

ドア脇に立っていると、向かいの見知らぬメイトさん(ベビメタTは着ていない30~40代)から声をかけられ、物販ですか?とベビメタ談議に。電車で見知らぬ人から声を掛けられ話し込むなんて人生初かも。
よく見るサイトを聞いてみると「最近使徒を発見し、よく見る様になった」との事。その方はコインロッカーをゲットするのでと駅につくなりダッシュしていった。

6:11海浜幕張駅到着。駅では既にPOLICEさんが待っていた、あれ同じ電車じゃないのか?そういえば「千葉に着いた」ってMLに入っていたっけ。何故?
遅れて日の出さん&電車で日の出さんがナンパしたSURU-METALさん、鎌倉さんと合流。
鎌倉さんは知人のコインロッカーを確保しに向かうが、既に満杯とのことですぐに戻ってきた。

周囲は走る人もチラホラ見受けたが、さすがにこの時間なら売り切れることはないだろうからと、急ぐでもなく、たらたらでもなく全員で物販列へと向かうが、列を見つけるもどっちが前か後ろか判らない。列の人に聞こうとしたところ、先に来ているチャリさん発見、いつものように携帯を握りしめ、何かの算段をしている模様、そして無事最後列へ。

 

そこからは楽しいお喋り開始(女子会か!)

 

やたら体格のゴリゴリしたSU-METALコスプレイヤーが目印になっている。その近くに赤ミサの直後に場外で評判になった女狐ちゃんが居るとPOLICEさん。真偽はいかほど。

女狐さんて、クオリティ高い子多くない?と話した所、「周りがおっさんしかいないから、相対的に高く見えるだけじゃない」という切り返し(日の出さんだったかな)にミョーに納得。絶対的に高いんじゃないんだ。

 

物販列を待っている間、ぱらぱらと小雨も降ってきたが大雨にはならずヨカッタ。

途中日の出さんとトイレに立つとその帰りに別の場所で並んでいるチャリさんとNEZUさんに出会い、「裏MOSH」なるものがあるという情報の確認のためその場所に一緒に向かう。

 

「裏MOSH」が何か判らなかったが、遠くにQUIQUEさんらしき後ろ姿を発見。電話してゲット。チャリさんがKAZZ01さんの居場所を知っているとのことなので、駐車場に向かったNEZUさん以外その場所へ。

 

KAZZ01さんが座っていた場所には居なかったが、少し離れていた箇所で発見。袖無しGジャンの肩にシルバーフォックスの襟巻きをぶら下げ、飾りの入った金縁眼鏡という出で立ちで話し始め、途中からはQUIQUEさんと3人で小雨の中、長話。

 

夜ざくらの話し、メ学の話しだけではなく、全キャン連の話しなどをしてBABYMETALもひょっとして同じ事を考えていないか聞いたところ、実は親衛隊組織を作ろうと考えていたらしい。しかしやはり若い者にやってもらうのがいいと考えあきらめたとも。

二人と別れ、また元の位置へ。写真撮ればヨカッタと後悔。

 

今までが少し移動しながらも2階レベルの位置だったが、10時くらいにホール11脇の広場へ移動。雨が降った後なので少し蒸し蒸しする。

 

脇では超MOSHも列を作り始めているが、明らかに若い。

戦略なのだろうか。

11:00より少し早く超MOSH入場開始。ちょっとした歓声が上がる。

 

後ろを見ると凄い人数になっている。数千人~1万人くらいかな?

 

やっと物販入場。中に入ると販売ブースがかなり沢山有るのではけるのも早そう。ここでもブース前が空くまで列に並ばされるため30分程度だろうか、待たされた後ブースへ。

 

ブースの前にならんでいたのは2人。一人一人の買う量が多いので結構一人当たりの手間はかかっている。売り子さん凄く可愛い。チョット嬉しくなる。

 

自分の番、欲しいものを全部伝えようとすると、まずはTeeだけ用意するとのこと。その後残りの品を伝え、総額16,600円(だったかな)。最初Teeは1種類でもいいかなと考えていたが、周りの連中がこぞって全部買うのは当たり前みたいな雰囲気なので、オフ会の費用と相談して全部買ってしまった。他に買ったのはフェイスタオル、ハズセメガネ、キャップ、ビニール袋。

 

購入後2階ホールでTMさん、ZENZENさん、ISHIKENさん集合。

はるばる福岡からやってきたTMさんと固い握手。少し遅れてKOHAさんが到着し、BM札が配られた。KOHAさんも並ぶのが短いならと物販へ行くが、列がすすまないためあきらめて戻ってきた。KOHAさん社会の窓(死語?)が開いていてからかわれてる。

 

その後、荷物をNEZU号に預け、昼飯場所(かの聖地、AEONモール)へと移動。チャリさんの事前調査のおかげで、遠回りせずに到着できた。この先横断歩道が無いなんて、知らないよ~。

 

14:06黒ラーメンを食している時に次男から海浜幕張到着の連絡。1~3番ホールへ向かうよう指示。

 

食事後またNEZU号に戻り、必要ない荷物を置き、ヘルメットを持ってホールに向かう。終了後の集合場所はこのNEZUとし、ここからは各自ばらばらに会場へ。

 

14:54 2階ホール西エントランスで次男と合流

入場が1階のため西エントランスを出るとmaroさん発見。BM札が無いというので、手持ちのBM札を半分を渡して1階へ移動。

 

メチャクチャ遠回りをしたあげく、Eブロックは1番ホールが待機場所だったことが判明。ここでもしばし待機。待機場所は200番ごとに区切ってあり、その中は順番関係無く待機。

位置取りを想定するため、先に入場しているであろう方の情報を得ようとMLに投稿すると、同じEで待機中の鉄さんから返答、笑った。

鎌倉さんの情報を解読しようとするも全く判らない。(せっかく※くれたのにスミマセン)